外を歩いていても、気持ち良い季節になりました
気持ちよく呼吸ができるシーズンですね(花粉症の皆さま、ごめんなさい、、、)
ヨガで呼吸というとどんなイメージがありますか?
代表的なのが、プラーナーヤーマ(調気法)ですかね
今日は、普段のクラスでの呼吸について、ふわっとお伝えしたいと思います。
普段のクラスといっても
皆さん、どのようなクラスに参加しているか
それによって実感が異なります
ここでは
動いて汗をかくクラスのイメージでいきましょう
ガッツリ動いて汗を流すクラスとは違いますよ 笑
先生から「呼吸に意識」「呼吸して」という言葉は耳にしていると思います
よく考えみるとレッスンで、呼吸という言葉をよく聞きませんか?
なぜ、先生は呼吸というのでしょうか?
どんな流派でも、どんなレベルでも、どの先生でも、誰にでも
ポーズのことより、呼吸というのはなぜでしょう?
呼吸の重要性は!
・重要❣️:先生は生徒さんの呼吸の仕方で、状態を把握するため
・呼吸に集中することで内観が深くなる
・呼吸の仕方(長さ、深さ、強さ)で自律神経(交感神経、副交感神経)をコントロールする
・ネガティブな気分を減少
・ポーズに呼吸を同期させることで運動強度が向上
また、ポーズの練習で呼吸に意識をおく先には、プラーナーヤーマ(調気法)があり、呼吸は『プラーナ』と呼ばれる生命エネルギーを取り込む動作として考えられているため、呼吸によって体中に行き渡らせる準備(練習)も兼ねています。
ところで
ヨガを始めたばかりの頃、ポーズをしている時に、先生に鼻で呼吸と言われて苦労したことはありませんでしたか?
口呼吸が楽なのに鼻呼吸だと苦しいなんてことありませんでしたか?
これも大変重要なことなんです。
ハタ・ヨーガ・プラーディピカー「鼻呼吸と口呼吸」によると
わたしたちが呼吸するときの空気は、熱すぎていたり冷たすぎていたりすることがあるので、肺に入る前にちょうどよい温度に調整されるようになっています。
そのうえ、外界の空気はスモッグや埃で汚染され、たくさんの細菌が含まれています。郊外のどんなに空気がきれいにみえるようなところであっても、多少の細菌や細かな塵は含まれているものです。
これらの不純物は肺の中に入る前に取り除かなければなりません。さもなければ、肺は容易にその悪影響を受けてしまうからです。
このような危険な状態から守るために、わたしたちの身体には鼻の入り口のところに空気を浄化するためのフィルター装置が付いているのです。鼻孔の入り口には埃などを追い出しための細い毛が外に向かって生えてます。また、息を吸うとき鼻孔の奥では空気が適度な湿気を与えられ温められ、調整されるのです。
鼻孔にたくさんの毛が生えていますが、それでも入ってくる空気にはたくさんの埃が含まれています。これらを取り除くために、鼻孔だけで呼吸器官全体に繊毛とよばれる粘液質の幕組織が並んでいるのです。これらは薄い膜でねばんばした粘液質で、埃などを捕まえるものです。とても細い繊毛があり、1秒間に12回、前後に波打っているのです。この働きが埃のほうに向かって粘液を押し上げているのです。
呼吸を口で行なってはならない理由の1つが、口にはこのような浄化装置が付いていないということです。鼻が詰まったまま寝た翌日は喉が腫れて痛みを感じます。これは埃や細菌の混じった空気を浄化装置なしに取り入れたため、扁桃腺が細菌の侵入を防御した結果なのです。
口呼吸によってさまざまな病原菌が喉に付き、身体の免疫力を奪います。風邪の原因にもなります。
鼻孔が呼吸器官であるのに対し、口は消化器官であるということを忘れてはなりません。
息が止まっちゃうこともあるかもしれませんが
そんな時は、意識をして「呼吸しなきゃ」と思ってください
ぜひ、この広いスタジオで
一緒にヨガして
気持ちよく呼吸していきましょう!
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